スモールハウスの魅力とは?

スモールハウスとは?

日本でも近年注目されているスモールハウス。
欧米ではタイニーハウスと呼ばれムーブメントがあったようです。
今回は2008年のNew York Timesに掲載された、なぜスモールハウスという小さな住宅を選んだのかそのコンセプトと魅力についてのインタビュー記事の一部をご紹介します。
日本でも格安山林物件に小さな小屋を建て、質素ながらも優雅に暮らす「Bライフ」という暮らし方が今話題になっているようです。
デザイン性が高く低予算の住宅が普及し、住環境に新しい選択肢が増えれば面白いかもしれませんね!

スモールハウスの魅力とは?

Michael Janzanさんは20代の頃にカリフォルニアの田舎で車2台分ほどのキャビンに住みながら陶芸をしていた。
彼は結婚後銀行向けウェブデザインビジネスにはまり、現在40歳の彼は成功したハウスオーナーと言えるだろう。
家にはプールがあり、メイドを雇い、庭では盆栽を楽しんでいる。
そんな彼がなぜクレイグリスト(総合掲示板)で見つけた7.4平方メートルほどの小さな家を購入したのだろうか?フィートではなくインチ単位で床のデザインを考え、磨き上げた木をフレームにしたり、または古いトレイラ―を基礎として使えるよう試行錯誤したりと、平日の夜と週末はこんな感じだ。
彼の妻Juliaさんは「これはちゃんとした建て方なの?」といった反応。
正確には違うが、Janzenさんによれば「私はこんな人生を望んだわけではない、人生とは住宅ローンのために汗水たらして働くものではない。
」そう思ったきっかけは、自分の家の値動きを見ていたら、家の価値は下がっていくのに維持するお金と時間だけが増えた。
手に入れたものより多くの体力を費やし、やることもたくさんある。
そんなことから彼もまたスモールハウスムーブメントに乗ったのだ。
ここ10年ほどスモールハウスは注目されつづけていたが、スモールハウス愛好者達のそのコンセプトも認知されつつある。

スモールハウスはコスト面でも魅力的?

現在25歳のTaraさんは30歳までに自分の家が欲しいと思っていた。
しかし彼女の住むシアトルの住宅の相場はとても高く現実的に無理だと気付いた。
近年ではデザイン性の高さや、コスト面においての魅力もスモールハウスファン増加の理由の一つである。
もちろんすべての人にスモールハウスを勧めるわけではないが、Jansenさんは今は時間に余裕をつくりその間は好きなことが出来るように過ごしたいんだ、と言っている。

大きい家は流行らないかも

スモールハウスを知れば知るほど、日本という小さな島国にはこういう暮らし方が合っているのではないかと思いました。
家が小さければ物もあまり持てなくなるので「断捨離」にもなりますね。

この記事をSNSでシェア